渋谷区 戸建て業者の徹底比較調査

ここ数年で、状況は大きく変わった。 この時、アメリカから洪水のように押し寄せるニュースとともに、日経平均株価が急落して1万円の大台を割り込んだことも大きく報道された。
アメリカの株式市場は、その週いっぱい閉鎖されて、翌週の月曜日に取引が再開された。 そのとき、ニューヨーク証券取引所の会長は「今日から、アメリカのビジネスは再開する」と言った。
その言葉が、ごく普通の日本人にとっても説得力を持って響く。 一昔前まで、株や経済に興味を持つ人は少なかった。
「今、日経平均株価はいくらか?」と質問されて答えられるのは、証券会社の社員くらいで、ほとんどの人は見当もつかなかったはずである。 酷い時代になった、と言う人も多い。
しかし、本当にそうであろうか?実際は、必要以上に怯えているのだと思う。 冷静に比較してみれば、この10年間で日本人の生活水準はまったく低下していない。
政府が当てにならなくなっただけで、暮らしにくい国になったわけではないのである。 「政府に頼り切り」の意識を変えさえすれば、今は、決して悪い時代ではない。
株や経済は、かつてないほど、人々の注目を集めている。 経済は、人間が生きていくためにモノやサービスを手に入れる活動である。

食べ物、衣服、住むところ。 一昔前まで、そういう生きていくために必要不可欠なモノが手に入らなくなる心配は、する必要がなかった。
学校を出て「会社」というものに就職しさえすれば、そこが楽しいかどうかは別にして、食いはぐれる心配はなかった。 そして、病気になれば健康保険で、定年退職後は年金で、政府が生活の面倒を見てくれる。
日本人は、経済のことをクヨクヨ考える必要がなかった。 言い換えれば、経済のことは政府と会社に任せていたのである。
ところが、1997年にY護券、日本長期信用銀行が破綻したころから、そうはいかなくなった。 倒産、リストラが当り前の時代、誰もが、突然、生活の基盤が失われる危険に直面していりにならず、1人ひとりが自分の望み通りに生きることができる。
そのためには、経済のことを自分で考えなくてはならない。 政府中心の国家主義の時代から、個人中心の市場主義の時代に変わったのである。
景気や株式相場の動向を予測して当てられるようになる必要はないが、身の回りで起きていることが経済的にどういう意味を持つか、わかるようになった方がいい。 今日、経済の主要な単位は株式会社である。
K内閣が進めようとしている構造改革によって政府の役割が縮小すれば、ますます株式会社中心の社会になる。

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